シフォンは燃える

 先週に続いて、6月5日、6月のレッスンも2回目が早々と終わりました。次回は、7月3日になります。

基本練習(タンギング編)

 本当のところは、新しい方を迎えているので、もうちょっと時間をかけてやりたいところなんですが、訪問演奏も控えているので、テキストを使った基本練習は15分程度の時間だけで、やっています。

 音符の読み方は少しずつ曲の練習をしながら身につけていただくこととして、今日はタンギングの話をしました。オカリナのタンギングは、他の楽器とは異なります。上の歯の裏側から歯の付け根あたりにかけて、ちょうど「T(ティー)」の発音をするくらいの位置になります。

 他の楽器はというと、フルート、ケーナなど唇の隙間から息を出す楽器は、その唇の隙間を利用します。金管楽器の場合は、唇の隙間と合わせて、喉の奥も利用します。クラリネット、サックスなどリードのついたマウスピースを使う楽器は、リードの先端に舌の先が触れてタンギングをします。

 それぞれ正しいタンギングを修得するのは、意外と難しいのですが、基本は「音の出だしを整える」ということ、息にかかる圧力を利用して行うので、息を一定に保った状態で行うことが共通の課題となります。つまり、タンギングのたびに息を「ハッ、ハッ、ハッ」と途切れさせるのは、また別の奏法になります。

 舌の先って意外と誰でも器用ですし、敏感です。上唇を舐める、下唇を舐める、この動作をすると、かなり細かい動きができることがわかります。口の中でさくらんぼの枝(つる?)を結んじゃう人もいるくらいです。

 曲ごとの解説は、その都度またやります。

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